加賀市の橋立と黒崎の両海水浴場で9日、県内トップを切って海開きが行われた。県内では今シーズン、15海水浴場が17日までに順次、海開きする。
橋立の海の家「コスタ」で安全祈願祭が営まれ、関係者が今シーズンの安全と盛況を願った。菅原神社(同市)の熊田秀樹宮司がおはらいし、出席者が玉串をささげた。海の家を所有する「やまは水産」(同市)の橋本靖司社長(53)は「コロナ前以上のにぎわいを目指し、安心安全に楽しめる海水浴場にしたい」と意気込んだ。
名古屋市から家族で橋立を訪れた会社役員大川整(ただし)さん(47)は「いち早く海水浴が楽しめると知り訪れた。石川のきれいな海を満喫したい」と話した。
営業期間は橋立は8月24日、黒崎が同31日まで。