慈善マラソンを企画する晩田代表(右)と古井会長

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走ってウクライナ支援 8月福野で慈善マラソン

北日本新聞(2022年7月20日)

 ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナを支援しようと、「なんと福野チャリティーリレーマラソン」が8月28日、南砺市院林(福野)の旅川グラウンドで開かれる。出場者から義援金を募り、避難民のために役立てる。企画した福野地域の有志は「平和への願いを込め、たすきをつなぎたい」と話している。

 マラソン愛好者でつくる福野狂走(きょうそう)組(晩田啓人代表)や福野地域陸上競技協会(古井章会長)が開く。両団体は2000年から地震や豪雨の被災地を支援する「福野24時間マラソン」を隔年で開催してきた。16年を最後に途絶えていたが、ウクライナ侵攻を機にチャリティーを目的としたマラソンの再開を決めた。

 1チーム2人以上で出場する。コースは1周300メートル。午前7時にスタートし、午後5時まで10時間たすきをつなぐ。1人につき500円以上の義援金を募り、日本赤十字社県支部に預託する。

 晩田代表は「報道でウクライナ情勢を見るたびにつらく、耐えられない気持ちになっていた。マラソンを通して少しでも力になりたい」と語った。

 事前の申し込みが必要で、当日の飛び入り参加も認める。申し込みや問い合わせは晩田代表、電話090(2127)0368。北日本新聞社後援。

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