二つに切ったスイカを披露する関係者=JAみな穂中央農業倉庫

二つに切ったスイカを披露する関係者=JAみな穂中央農業倉庫

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甘くてシャリシャリ、入善ジャンボ西瓜 猛暑に負けず出来上々

北日本新聞(2022年7月22日)

 入善町特産・入善ジャンボ西瓜(すいか)の品質査定会は21日、同町のJAみな穂中央農業倉庫で行われ、今年の出来栄えが披露された。高温や乾燥に見舞われたものの、順調に生育し、大きさや甘さは良好だった。試食した関係者は「甘くてジューシー」「食感がシャリシャリ」と話した。

 今季のスイカは平均で長さ41センチ、幅28センチ、重さ18キロで、糖度は12度と十分甘く育った。西村聡新川農林振興センター所長は「上々の作柄」と講評した。

 町ジャンボ西瓜生産組合の高見薫組合長が「今年は猛暑だったが、生産者の努力と工夫でおいしいスイカができた」とあいさつ。横田美香副知事と上田英俊衆院議員が祝辞を述べた。梅津將敬副町長や細田勝二JAみな穂組合長も加わり、スイカを二つに切った。

 その後ふるまい市で関係者が試食。横田副知事は「水分がぎっしりで爽やかな食感」と笑みを見せた。

 ジャンボ西瓜の栽培の歴史は120年以上あり、主に贈答用として人気がある。出荷は8月中旬ごろまで続く予定。

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