開局150周年イベントを企画した熊川郵便局の石田局長(左)=7月7日、福井県三方上中郡若狭町熊川

開局150周年イベントを企画した熊川郵便局の石田局長(左)=7月7日、福井県三方上中郡若狭町熊川

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熊川、安賀里郵便局が開局150年記念事業 記念台紙や消印作製

福井新聞(2022年7月25日)

 7月1日に開局150周年を迎えた熊川郵便局(福井県若狭町熊川)と安賀里郵便局(同脇袋)が記念事業を展開している。ポストカードにもなる記念台紙や記念消印を作製。歴史を振り返るパネル展も行っている。

 両局は郵便制度がスタートした翌年の1872(明治5)年に開局。節目を祝おうと熊川郵便局の石田局長が企画した。

 同局では、過去の局舎や局長の写真、これまで熊川宿内で7回場所が変わっていることを表す石田局長手作りの図など約30点を8月いっぱい展示。過去の出来事をまとめた年表の台紙も、600枚限定で用意した。また、来年6月30日まで、石田局長が考案したマスコットキャラクター「クマ川さん」をあしらった小型印を郵便物に押印する。

 安賀里郵便局でも歴代局長の写真などを展示した。日本郵便北陸支社(金沢市)によると、今年150周年を迎える郵便局は県内約200のうち11局という。

 石田局長は、日本近代郵便の父とされる前島密をデザインしたポロシャツを作り、職員と着用。「地域も一緒に盛り上げていけたらうれしい」と話していた。

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