日本三大松原の一つ「気比の松原」を駆け抜ける第４１回敦賀マラソンが１０月１６日、３年ぶりに行われる。今大会は、市総合運動公園陸上競技場を発着点とする新コースで距離や年齢別の１５種目で実施する。新型コロナウイルス感染防止のため、県民限定とし８月２４日までエントリーを受け付けている。

　例年、嶺南屈指のマラソン大会として人気を呼んでおり、２０１９年は２５４９人が出走した。２０、２１年はコロナ禍のため２年連続で中止となっていた。

　１０キロ、５キロ、３キロ、２キロの４コースで、年齢や性別、親子ペアなどそれぞれの体力や目的に応じて１５種目ある。４コースとも今大会から、２０年に約３０年ぶりに改修された市総合運動公園陸上競技場が発着点となる。１０キロは名勝気比の松原を巡り、笙の川にかかる松原橋を渡って市立敦賀病院付近で折り返す。２キロのファミリーの部は前回大会から小学１～３年生と親もしくは祖父母とのペアで参加可能となっている。

　当日受け付けは午前７時１５分～同８時半。同９時からの１０キロ一般男子の部を皮切りに順次スタートする。開会式や表彰式は行わない。

　参加ランナーに記念品が贈られるほか、完走者には完走証を発行する。ジョギングの部を除く１４種目の１～８位に賞状とメダルが贈呈される。

　参加料は小中高生５００円、一般２５００円、ジョギング１５００円（高校生以下５００円）。ファミリーは２人１組で５００円。

　市役所などで配布している大会パンフレットの専用振替払込用紙か、インターネットサイト「ランネット」内の大会エントリーページ（「敦賀マラソン」で検索）で申し込む。問い合わせは大会事務局（市スポーツ振興課）＝電話０７７０（２２）８１５５。