かがし大賞に輝いた「稲穂をめぐる七福神」=8月7日、福井県坂井市坂井グラウンド

かがし大賞に輝いた「稲穂をめぐる七福神」=8月7日、福井県坂井市坂井グラウンド

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「かがしコンテスト」稲刈り七福神が最高賞 福井県坂井市

福井新聞(2022年8月9日)

 福井県坂井市の「さかい夏祭り」(福井新聞社後援)は8月7日、坂井グラウンドで開かれた。メインイベントのかがしコンテストでは最高賞の「かがし大将」に、上兵庫なかよし会の「稲穂をめぐる七福神」が輝いた。

 1989年から始まった恒例のコンテスト。新型コロナ禍で3年ぶりとなるテーマは「久しぶりにもっぺん、かがしを作ろっさ!」。一本足部門に16体、子ども部門に5体の応募があり、審査員8人が▽完成度▽リサイクル品使用度▽デザイン・アイデア―を採点した。台座部門は取りやめた。

 一本足部門のかがし大将に選ばれた「七福神」は、段ボールで作ったコンバインに乗った七福神が楽しそうに稲刈りをしている様子を表現した。特別賞は、チーム坂井の「かがしの夏休み!」と、上兵庫青壮年会の「再・起・動」。

 子ども部門の力作も展示され、ユニークで存在感たっぷりの手作りかがし計21体が並び、来場者は力作をじっくり眺めていた。

 祭り会場にはステージが設けられ、地元のバンドグループの演奏でスタート。青森県出身の物まねタレント「りんごちゃん」も登場し、力強い歌声で武田鉄矢さんらの楽曲を熱唱。子ども三味線やキッズチアダンスなどの発表もあり、最後は住民らで総踊りを楽しんだ。

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