JR小浜線全線開業100周年を記念し、福井県や嶺南6市町などでつくる「海湖と歴史の若狭路」発信事業実行委員会は、乗車記念となる「御乗印」と、6市町にある各山城の「御城印」を掛け合わせた「御乗印×御城印」(6種類)がもらえるキャンペーンを11日から始める。12月25日まで、各種千枚限定。
各駅と山城の名前が対に書かれたデザイン。敦賀駅と金ケ崎城、美浜駅と国吉城、上中駅と熊川城、小浜駅と後瀬山城、若狭本郷駅と石山城、若狭高浜駅と砕導山(さいちやま)城の組み合わせ。
6駅の観光案内所や窓口などで配布する。各駅で乗降し、切符そのものか、乗車日が分かるように撮影した切符の写真を提示するともらえる。交通系ICカードや回数券は対象外。
「御乗印×御城印」を入手したら、次は各市町の押印場所へ。それぞれ指定された資料館などを訪れ、国吉城なら「難攻不落」金ケ崎城なら「難関突破」などと書かれたオリジナルスタンプを押して完成となる。
全6種類を集めて押印場所で提示すると、全御城印が1枚に書かれた金色のプレミアム御城印をプレゼントする。無くなり次第終了。3種類以上で、参加記念御城印が当たる抽選に応募できる。オリジナル御城印帳や缶バッジなどが当たるアンケートも実施する。
同実行委事務局の県嶺南振興局嶺南プロジェクト推進室の担当者は「夏休み期間にご家族で楽しみながら嶺南を巡ってもらえたら」と話している。
詳細はキャンペーンサイトで確認できる。問い合わせは福井新聞社クロスメディアビジネス局=電話0776(43)3004。