21日に南砺市才川七(福光)のイオックス・アローザスキー場で開かれるバイクのオフロードレースの一つ「エンデューロ」の大会に向け、関係者らがコース整備を行った。同スキー場での開催は初となる。
エンデューロは、山道や林道など未舗装のコースを走り、速さや周回時間の正確さを競う。今回は、日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)中部地区エンデューロ部会が主催する「中日本エンデューロ選手権」の第5戦となる。
今大会には、海外でも活躍する同市岩木(福光)のレーサー、大神智樹さんが「南砺でレースを開きたい」と、招致に尽力した。コースづくりも大神さんが監修。スキー場中腹のゲレンデに、1周約7キロのコースを設けた。
一般客のレース観戦が可能。MFJ中部地区エンデューロ部会の中嶋宏明部会長は「選手権の中でも観戦しやすい場所なので、来年はぜひ2レースできたらいい」と話している。