2018年の「ドーンと福井in神楽坂」の様子=同年11月、東京都新宿区

2018年の「ドーンと福井in神楽坂」の様子=同年11月、東京都新宿区

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東京・神楽坂に3年ぶり福井の特産品集結 11月26日から、VR観光や日本酒飲み比べも

福井新聞(2022年11月24日)

 福井県の特産品と観光情報を一堂に発信するイベント「ドーンと福井in神楽坂 越前・若狭まつり」は11月26、27日、東京都新宿区の神楽坂通り一帯で開かれる。新型コロナウイルスの影響で、3年ぶりの開催。若狭町井ノ口の伝統芸能「棒振り太鼓」やVR(仮想現実)技術を用いたバーチャル観光体験など多彩な企画が楽しめる。

 神楽坂は江戸時代に大老職を務めた小浜藩主酒井忠勝が屋敷を構えた場所で、神楽坂通りから江戸城に登城したという。県などは地元の商店街や神社の協力を得て、2008年からイベントを開いている。

 棒振り太鼓は、忠勝が3代将軍・徳川家光の厄除祈願の神社として指定した熊野神社に奉納する芸能。メイン会場の赤城神社境内で、地元の井ノ口祭太鼓保存会が26日午前11時20分と午後2時、27日午前11時からの計3回、勇壮に披露する。同神社では、越前がに、焼きサバずし、へしこなど特産品を販売する。

 毘沙門天善國寺では、VRによるバーチャル観光体験や日本酒の飲み比べが楽しめる。沿道の店舗では福井の食材を使ったパスタ、そば、カツ丼などの特別メニューを用意する。27日正午からは、登城行列が通りを練り歩く。

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