福井県嶺南6市町の観光周遊促進や特産品PRを図ろうと、若狭湾観光連盟はスマートフォン向けのスタンプラリー「若狭路パスポート」を来年2月末まで実施している。設定された30の観光スポットを訪れ、専用サイトにアクセスするとカードを取得できる仕組み。集めた枚数に応じて特産品が当たる抽選に応募できる。
サイトでは、otta(敦賀市)や若狭フィッシャーマンズ・ワーフ(小浜市)、道の駅など各スポットの場所や見どころを紹介。サイト内の専用フォームから会員登録するとスタンプラリーに参加可能となる。
各スポットを訪れ、GPS機能で位置情報を取得するか、現地でQRコードを読み込むとカードを入手できる。カード5枚でベーシックコース、15枚でエンジョイコースに応募でき、サバの缶詰や杜仲(とちゅう)茶など嶺南の特産品が抽選で当たる。30枚そろえると応募できるプラチナコースは、若狭牛か若狭ふぐのセットが5人にプレゼントされる。
同連盟の担当者は「サイトの紹介を見て嶺南旅行の計画に活用してもらい、楽しく周遊して旅の思い出を残してほしい」と話している。