七尾市和倉温泉の加賀屋で２９日、防災訓練が行われ、従業員約２００人が利用客の安全確保のため、連絡体制や避難誘導の手順を確認した。

　午後８時半に震度５強の地震が発生し、２階の宴会場から出火した想定で進められた。従業員は宿泊客を１階ロビーに誘導したり、けが人を担架で運んだりした。自動体外式除細動器（ＡＥＤ）の使い方や心肺蘇生法も学んだ。