福井県立恐竜博物館のリニューアル後の外観イメージ。正面入り口向かって右側が増築エリアで、卵形ドーム「小タマゴ」などができる(県提供)

福井県立恐竜博物館のリニューアル後の外観イメージ。正面入り口向かって右側が増築エリアで、卵形ドーム「小タマゴ」などができる(県提供)

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福井県立恐竜博5日から休館 改修工事が本格化

福井新聞(2022年12月2日)

 福井県立恐竜博物館(勝山市)は、リニューアル工事の本格化に伴い、12月5日から来年夏まで休館する。4日は研究員に自由に質問でき、クリスマスコンサートなども企画。同日午後4時半から、全職員と県公式恐竜キャラクター「ジュラチック」が再会を願い、来館者を正面入り口で見送る。

 リニューアルでは、正面入り口向かって右側の駐車場の一部と築山部分に、3階建ての増築棟を整備する。増築面積は7092平方メートルで、銀色の卵形ドーム「小タマゴ」や、高さ9メートル、幅16メートルの大型スクリーンを3面備えた特別展示室(約千平方メートル)、多目的ホール(約700平方メートル)などができる。

 冬場に化石の発掘やクリーニング、骨格組み立てなどを楽しめる恐竜研究体験教室(約400平方メートル)も設ける。

 既存棟も2480平方メートルを対象に改築する。図書室やキッズルームを新設し、ショップ・レストランは2倍以上の広さに拡充する。増改築の全体事業費は93億9千万円。

 現在はレストラン移転や小タマゴなどの工事を進めている。具体的なオープン時期は今後公表される。
 4日は常設展示室で研究員3~4人に自由に質問できる。コンサートは午前10時半、午後1時、同3時からの計3回、各30分開く。

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