富山県高岡市の高岡古城公園動物園は7日、動物を冬の寒さから守るため、獣舎の雪囲いを始めた。
雪や風よけを目的に毎年行っている。この日は、職員7人がクジャク舎の周囲36メートルとキジ舎の周囲21メートルに、幅185センチの透明なビニールシートを張り巡らせた。ヒツジ舎やシカ舎などには、プラスチックの波板を設置する。作業は今週中に終了する見込み。
寒さに弱いリスザルやカピバラなどの獣舎は、9月中旬から順次、暖房器具を取り入れている。
飼育員の林裕子さんは「鳥インフルエンザの感染予防も兼ね、動物を守りたい」と話した。
プラスチックの波板は来年3月ごろ、ビニールは4月ごろに取り外す。