約1600発の花火が冬の夜空を彩った「結の故郷 越前おおの冬物語」=2019年2月、福井県大野市明倫町

約1600発の花火が冬の夜空を彩った「結の故郷 越前おおの冬物語」=2019年2月、福井県大野市明倫町

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雪の大野を楽しむ「冬物語」3年ぶり開催 2月4日から、雪見灯籠や花火1500発

福井新聞(2023年1月25日)

 福井県大野市の冬を明かりで彩る「結(ゆい)の故郷(くに) 越前おおの冬物語」(実行委主催、市、市観光協会、福井新聞社共催)が2月4、5の両日、同市の結ステーションを中心に開かれる。4日夜には雪で作った灯籠が城下町を優しく照らし、約1500発の花火が越前大野城をバックに打ち上がる。天守から花火を見る企画や影絵のクイズラリーなど新たなイベントもある。

 新型コロナウイルス禍で3年ぶりの開催。100基以上の雪見灯籠を結ステーション周辺の七間通りや六間通りなどに並べ、発光ダイオード(LED)の灯籠約100基も五番通りなどに設置する。花火は4日午後7時半ごろ始まり、40発連続で花火を打ち上げるなどし夜の城下町を彩る。越前大野城の天守から20人限定で花火が鑑賞でき、1日までに同市観光協会に予約が必要。

 七間通りと五番通りなど4カ所に現れる影絵を巡ってクイズに答えるウオークラリー(両日午後5時~同9時)も新たに企画。結ステーションで受け付け、参加者には景品が当たる。

 結ステーションでは「冬のあったか市」(4日午後5時~同9時、5日午前10時~午後2時)を開催。アユの塩焼き、焼きそば、牛串、焼きガキなどを提供する4店舗が並びキッチンカー4台も出る。

 4日午後6時15分からは輝センターで、ダンスパフォーマンスやオリジナルソングなどが披露される。5日は冬季休業中の七間朝市が七間通りに10店舗ほど特別出店(午前8時~同11時)するほか、木製のボードで雪上を滑る「雪板体験」(午前9時~午後2時)が学びの里めいりんグラウンドである。

 越前おおの冬物語は4日は午後5時~同9時、5日は午前8時~午後2時。問い合わせは同実行委(市観光協会)=電話0779(65)5521。

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