くろべ水餃子とコラボレーションした総菜パン「ファリーザ」を持つ中富さん(左)と本瀬さん

くろべ水餃子とコラボレーションした総菜パン「ファリーザ」を持つ中富さん(左)と本瀬さん

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水餃子使い総菜パン 黒部のプロジェクトとパン店コラボ、2月発売

北日本新聞(2023年1月26日)

 黒部市内の有志が特産化を目指す「くろべ水餃子(ギョーザ)」とコラボレーションした総菜パンが生まれた。「水餃子のまち黒部プロジェクト」とショッピングセンター・メルシー内のパン屋「ファリーヌ」が半年かけて共同開発し、幅広い世代が親しみやすい味に仕上げた。2月1日から販売を始める。

 くろべ水餃子は黒部名水ポークと黒部産米の米粉で作る。新たな特産品にしようと、「水餃子のまち黒部プロジェクト」のメンバーがPR活動を展開してきた。

 今回の総菜パンは、ファリーヌの中富泰子店長から「食を通じた地域活性化の取り組みに参加したい」と提案されたことがきっかけ。プロジェクトリーダーの本瀬藍一朗さんは「黒部を愛する気持ちで包まれた商品だ」と言う。ファリーヌと水餃子にちなんで商品は「ファリーザ」と名付けた。

 中の具は中華料理店「藍菜坊」のオーナーシェフでもある本瀬さんが担当。県内産の豚肉を粗びきにして肉の存在感を出したほか、レンコンとタケノコで食感を楽しめるようにした。中富さんはパンを水餃子の形にするため、生地に切り込みを入れた。

 昨年夏からの半年間で、具と生地の組み合わせを何度も試した結果、味がしっかり付いた具と、それに合う甘めの生地にたどり着いたという。中富さんは「子どもからお年寄りまで楽しめる優しい味になった」と話す。

 くろべ水餃子の日の2月22日(ふーふーふーの日)に合わせ、2月に各種活動を繰り広げる「くろべ水餃子大作戦」(北日本新聞社後援)の一環。ファリーヌや道の駅「KOKOくろべ」、魚の駅「生地」などで1個100円(税抜き)で販売する。

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