映像の中のホタルイカに触ろうとしている市職員

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VRでホタルイカ体験 滑川のミュージアムで10日から

北日本新聞(2023年4月5日)

 滑川市中川原のほたるいかミュージアムは10日から、特殊な歩行機器を用いて、VR(仮想現実)空間を自由に歩き回り、ホタルイカの発光など生態を学べるコーナーを常設する。機器の導入は、博物館では全国初、体験施設としては中部地区で初めてという。4日には関係者向けの体験会があり、リアルな海中の映像に驚いた様子だった。

 ミュージアムでは昨年夏、VRを活用してホタルイカと触れ合う企画を実施。好評だったことから、内容をより発展させ、通年で楽しめるようにした。

 映像などは富山市五福の設備業「イシムラ設備企画J」の石村卓也さん(38)と高岡市のプランナー、澤田由貴さん(33)、立山町のデザイナー(32)が協力して制作した。特殊な機器の上に立ってVRゴーグルを付けると、海中にいるホタルイカの視点で、発光の瞬間などを見ることができる。石村さんは「普段は見ることができない姿をぜひ体験してほしい」と話している。

 時間は午前9時~午後4時で、入館料とは別に体験料600円が必要。機器に体を固定するため、14~60歳で、身長140~195センチの人が利用できる。靴下を必ず履いて行う。

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