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現代かな作家と装飾料紙~越前によみがえる平安の美

福井新聞

10月19日から11月26日まで、福井県越前市新在家町の紙の文化博物館で、越前の紙漉き職人が再現した平安時代の和紙に、現代日本を代表する書家が仮名を揮毫(きごう)した作品展「現代かな作家と装飾料紙~越前によみがえる平安の美」が開かれている。装飾料紙の模様や色合いを通じ、平安王朝文化をはじめ各時代の美意識を感じられる25点が並ぶ。越前を含め日本各地の和紙産地は、近世以降の技法で紙を漉き、平安時代の王朝美が備わった技法は途絶えたとされる。一方で平安の古筆を手本とする書家からの需要は高く、越前和紙の職人有志が5年前に平安時代の装飾料紙を復元するプロジェクトをスタート。美術館で当時の書作品を見学し、雁皮(がんぴ)を原料に、色合いや模様の位置を研究してきた。2015年に、雁皮100%の紙を漉く「越前生漉(きずき)鳥の子紙」の保存会が発足し、取り組みを加速。一定の成果が得られたため発表の場を初めて企画した。展示は市が岡太神社・大瀧神社(大滝町)1300年大祭記念事業として開いた。3製紙所の4職人が、平安時代の装飾料紙11点を再現し、書家5人が装飾の位置や縦横の方向を考えて、詩歌を選び揮毫している。いずれも、さざ波のような波紋や、ちぎれた雲がたなびくような装飾料紙に、流麗な仮名文字が新たな美を吹き込んだ作品となっている。鎌倉時代以降の装飾料紙など14点も展示され、時代ごとの模様や色合いの変遷がわかる。近くの卯立の工芸館では「紙漉き職人達の挑戦」として、平安装飾料紙の復元までの道のりを紹介している。
入館料は両館共通で大人300円、高校生以下無料。ともに火曜休館。


主催者の都合や天候等により、催しの予定が変更されることがあります。ご利用の際は、主催者等に必ずご確認ください。

詳細情報

期間
2018年10月19日~2018年11月26日
時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
会場
紙の文化博物館
住所
915-0232 福井県越前市新在家町11-12
地図
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料金
大人300円(高校生以下無料)
リンク
福井のイベント情報は「ふうぷらす」⇒ http://www.fukuishimbun.co.jp/feature/fu/
問い合わせ先
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