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極(きわみ) 池上遼一展

福井新聞

7月5日から、福井県越前市の武生公会堂記念館にて、漫画「サンクチュアリ」「クライングフリーマン」などで知られる越前市出身の劇画家、池上遼一さん(75)の画業を振り返る企画展「極(きわみ) 池上遼一展」が開幕する。池上さんの作品展は今回が初めて。原作者とのコンビによる代表作だけでなく、初期のオリジナル作や近代文学を題材にした作品の原画も展示。4日に同館で記者会見した池上さんは「原作の作品以外の世界も味わってほしい」と抱負を語った。9月1日まで。貸本漫画家時代の初期の作品から、現在連載中の最新作「BEGIN」まで25作品の原画107点を展示。池上さんの思い出の場所を記した市内の地図、実際の作画道具や下絵などの資料も並ぶ。数々のハードボイルド作品で国内外にファンが多い池上さんは「殺し屋や不良が主人公の作品ばかり。公共の場で展示するような作品ではない」と、これまで作品展の誘いを断ってきた理由を説明。一方で同市のグルメ「ボルガライス」のポスターを手掛けるなど、故郷のPRに積極的に協力する中、今年に入って奈良俊幸市長から「作品は男の真摯(しんし)な生き方がテーマ。(池上さんが)心配するようなことはない」と直接依頼を受けて初の展示を決断したという。「この年になると、長いスタンスでものは考えない。これが最初で最後の展示になるかも」と笑わせた。企画展のために描き下ろした原画「鋼竜と侍」も披露。父親が越前打刃物の職人だった池上さんは、勇壮な武士に打刃物を連想させる刀を持たせ、胸元に越前和紙の懐紙、腰には越前箪笥(たんす)の技術を生かした想定の印籠を描いた。青い竜が吐く炎については「(打刃物職人の)おやじがふいごを使い、汗を流しているイメージが今でも焼き付いている。それは厳粛なもの」としみじみと振り返った。
入館料は一般500円。5日は午前10時から、池上さん本人が展示品を解説するギャラリートークがある。
8月10日午後2時からは、市福祉健康センターで池上さんの講演会もある。


主催者の都合や天候等により、催しの予定が変更されることがあります。ご利用の際は、主催者等に必ずご確認ください。

詳細情報

期間
2019年7月5日~2019年9月1日
時間
10:00~18:00(入館は17:30まで)
会場
武生公会堂記念館
住所
915-0074 福井県越前市蓬莱町8-8
地図
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料金
一般 500円
高校生以下、障がいのある方とその介助者1人は無料
リンク
福井のイベント情報は「ふうぷらす」⇒ http://www.fukuishimbun.co.jp/feature/fu/
問い合わせ先
武生公会堂記念館
【電話】0778-21-3900

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