数えで7年に一度、寅と申の年に開く、諏訪大社最大の神事。特に、巨木の御柱が次々と坂を下る「木落し」は全国的にも有名。1200年以上続くといわれる伝統のお祭りです。
正式名は「式年造営御柱大祭」。宝殿の造り替えと、社殿の四隅に「御柱」を建てる神事です。
「御柱」には、樹齢200年程の樅(もみ)の巨木が切り出されます。木やりに合わせ大勢の氏子が山から巨木を引き、諏訪大社上社の本宮(諏訪市)と前宮(茅野市)、下社の春宮(下諏訪町)と秋宮(同)の境内に4本ずつ、計16本の御柱を建てます。
上社と下社それぞれ、柱を山から里へ引く「山出し」と里で引いて境内に建てる「里曳き」が行われ、「木落とし」「川越し」などの迫力には圧倒されます。
山出し 上社4月2・3・4日
下社4月8・9・10日
里曳き 上社5月3・4・5日
下社5月14・15・16日
宝殿遷座祭 上社6月15日
下社5月13日
※新型コロナ感染症の収束が見通せないため、「木落とし」「川越し」は中止となりました。上記日程に短縮など変更の場合があります。
主催者の都合や天候等により、催しの予定が変更されることがあります。ご利用の際は、主催者等に必ずご確認ください。