福井県越前町の和太鼓の祭典O・TA・I・KO響2022(福井新聞社共催)が8月20日、3年ぶりに同町オタイコ・ヒルズで開かれることが決まった。「集い、奏でる未来」をテーマに、地元の「O・TA・I・KO座 明神」など6グループが力強い演奏を披露する。新型コロナウイルス感染対策協力金として500円の入場料を設け、鑑賞者はチケットを事前予約した2千人に限定する。
同町織田地区の住民らでつくる実行委員会が、昨夏の中止から毎月会合を重ね、開催日や開催要領を決めた。
チケットの予約は6月1日から7月8日まで、告知チラシに付いたはがきかホームページで受け付ける。来場者が密にならないよう会場をブロックに区切り、それぞれの鑑賞エリアを指定。コロナ前まで開いていた太鼓教室などのステージイベントは行わず、飲食は専用スペースでのみ許可する。
ゲストに、国内外で活躍する和太鼓奏者の木村優一さん(神戸市)や山田純平さん(愛知県西尾市)らを招く。「O・TA・I・KO座 明神」の上坂代表は「3年ぶりに来てくれるお客さまに、演奏を通して感謝の気持ちを届けたい」と意気込みを示した。
チケットは7月中旬ごろから発送する予定。指定の鑑賞エリアはチケットに記載する。
お問い合わせは O・TA・I・KO響2022実行委員会=電話0778(36)1111。
主催者の都合や天候等により、催しの予定が変更されることがあります。ご利用の際は、主催者等に必ずご確認ください。