南砺市の県利賀芸術公園を舞台として開かれる演劇の祭典。演出家の鈴木忠志が主宰する劇団SCOTなどが迫力の舞台を繰り広げる。
上演するのは全6作でこのうちSCOTは、演出に花火を用いる「世界の果てからこんにちはⅠ」と、悲恋の物語を講釈師が語る「『からたち日記』由来」、フランスの戯曲をベルディのオペラ「椿姫」に乗せロシア語、中国語、日本語で届ける「シラノ・ド・ベルジュラック」の3作品を披露する。
次代を担う演出家4人は「野火」や「象」を上演。特別参加の演出振付家、金森穣による現代舞踊「めまい」のステージもある。
8月25日と9月1日、8日は、利賀に拠点を移してから来年で50年になるSCOTの歴史や今後について語る「鈴木忠志トーク」、9月8日には今回の上演作品の創作意図などを語る「4人の演出家によるトーク」を予定する。
観劇の予約にはSCOT倶楽部の登録が必要で、問い合わせは事務局、電話0763(68)2216。
主催者の都合や天候等により、催しの予定が変更されることがあります。ご利用の際は、主催者等に必ずご確認ください。