世界文化遺産登録を目指す佐渡金銀山の関連遺産「北沢浮遊選鉱場跡」(新潟県佐渡市相川北沢町)のライトアップが行われている。色とりどりの光に照らされた遺構が神秘的な雰囲気を醸し出し、訪れる人を楽しませている。
北沢浮遊選鉱場跡は、1938年から約15年間稼働した金銀を回収する施設。1カ月で約5万トンもの鉱石を処理でき、東洋一の規模を誇った。
ライトアップは、夜の佐渡観光の魅力向上と、世界遺産登録への機運を高めるため、市が2016年から毎年実施。発光ダイオード(LED)を使用している。赤や青など七色の光が揺らめき、優しく幻想的なBGMも流されている。
今年は4月21日に始まり、連日、カメラを手にした住民や観光客らでにぎわっている。市観光振興課は「ライトアップで昼と夜の違いを楽しめる。多くの人に見てもらいたい」としている。
来年2月末まで。午後7時〜午後10時(10月からは午後5時〜午後10時)。
主催者の都合や天候等により、催しの予定が変更されることがあります。ご利用の際は、主催者等に必ずご確認ください。