新潟市が市内のラーメン店を県内外にアピールしようと「ラーメン愛いっぱい(一杯)プロジェクト」と銘打ち、ラーメンのキーホルダーなどが入った「街ガチャ」の販売やガイドブックの配布を行っている。街ガチャのキーホルダーには店舗で使える特典が付いていて、2025年2月28日までの期間中、何度も利用できる。
新潟市は2023年の家計調査で中華そば(外食)の世帯支出額が2年連続で2位だった。1位の山形市は市がPR事業に予算を付けている。新潟市も、24年度初めてラーメン関連の事業に約1400万円の予算を盛った。
7月19日の定例会見で中原八一市長は「全国有数の消費額を誇る新潟ラーメンのプロモーションを通じ、食文化や魅力を知ってもらい交流人口の拡大を図りたい」とした。
街ガチャは1回300円で、新潟市観光案内センターや新潟ふるさと村など市内12カ所に設置される。区のバランスや麺のジャンルを考慮して選ばれた市内10店舗のラーメンが、アクリル製キーホルダーになって入っていて、対象の店舗で提示すると大盛り無料などの特典が利用できる。また、当たりのカプセルには、店舗で使える1000円分の食事券が付く。
ラーメンガイドブックには、「新潟5大ラーメン」の解説のほか、市民アンケートを参考に選出された新潟市内のラーメン店70軒を、「醤油(しょうゆ)」や「マーボー」など11ジャンルに分けて紹介。7月20日から順次、各区の観光施設や掲載されたラーメン店などで配布する。また、200軒以上のラーメン店が掲載されたデジタルマップも公開する。
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