和紙を用いた作品を手がける米アイオワ大講師で美術作家のニコラス・クラディスさんの個展が、福井市の福井銀行本店ギャラリーで開かれている。手漉（す）き和紙を使い枯れ山水をイメージしたインスタレーションの大作と、深山の洞窟を思わせる画面の平面作品を披露。「洞窟と枯れ山水をつなぐテーマは水。水にまつわる地球、自然、ゆったりとした時間も感じてほしい」と語る。１１月２９日まで（平日のみ開館）。

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