スノーボーダーを中心に人気を集める福井県大野市朝日前坂の福井和泉スキー場で11日、安全祈願祭が営まれ、シーズン中の安全とにぎわいを願った。ゲレンデ下部で約80センチの積雪があり、予定を早め19日にオープンする。
4人乗り高速リフト乗り場で式典が行われ、地元区や市、観光協会、県スキー連盟などから約20人が参加し、神事を行った。スキー場を経営する福井和泉リゾートの巣守和義社長は「6年目となる今シーズンも施設を充実させ、安全を第一に努めていきたい」とあいさつした。
今年は新たに、幅25メートル、高さ約5メートル、全長250メートルのハーフパイプをゲレンデに設置。フリースタイル用のジャンプ台やレールなど20以上のアイテムも充実させ、初心者から上級者まで楽しめる。子ども向けの雪遊びスペースもある。
初日の19日は、リフト1日券が千円となるオープニングキャンペーンを実施する。第1、3の日曜は、小学生以下のリフト料が無料。また毎週金曜日をレディースデーとして女性を対象にリフト1日券を千円に割り引く。昨年も好調だった名古屋発着の直通ツアーバスも98日間運行する。