氏子らによって神殿に取り付けられる大しめ縄=21日、福井県福井市渕2丁目の出雲大社福井分院

氏子らによって神殿に取り付けられる大しめ縄=21日、福井県福井市渕2丁目の出雲大社福井分院

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北陸最大級900キロしめ縄登場 出雲大社福井分院付け替え

福井新聞(2014年12月22日)

 正月を前に、福井県福井市渕2丁目の出雲大社福井分院で21日、年末恒例の大しめ縄の付け替えが行われた。わらの香り立つしめ縄が神殿正面を青々と彩った。

 最も太い部分で直径0.5メートルある縄を2本より合わせた。長さ5.2メートル、重さ900キロで、北陸地方の神社で最大級という。出雲大社神殿のしめ縄を手掛けている島根県飯南町の「注連(しめ)縄企業組合」が約1カ月かけて作った。高円宮家の次女典子さんの結婚を祝い、例年より太めに仕上げたという。

 同組合員と福井分院の氏子・職員の約20人が、そろいの白い法被姿で集まった。白い息を吐きながら「せーの、よいしょー!」と声を合わせ、高さ約4メートルの梁(はり)までロープで引き上げ、取り付けた。

 福井分院は正月三が日で約8万5千人の初詣客を見込んでいる。

 元日はおしるこを振る舞うほか、先着千人に開運お守りを配る。

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