福井県越前町宮崎地区の住民らが作った越前焼の明かり取りを並べた「みやざきA・KA・RIフェスタ」が21日、同町宮崎コミュニティセンターで開かれた。明かりが会場を幻想的に照らし、コンサートなども開かれ、来場者はクリスマス気分を満喫した。
同町宮崎地域コミュニティ運営委員会が初めて開いた。
会場の中心に、竹と発光ダイオード(LED)ライトで作った高さ約5メートルのクリスマスツリーを設置。その下に、越前焼の明かり取り約100個と、当日厚紙で子どもたちが作った約20個を並べた。午後6時に中のLEDライトを一斉に点灯すると、赤や青、緑の光がきらめき、集まった親子連れから歓声が上がった。
同地区特産のタケノコが入った「もちもち筍(たけのこ)だんご」の試食も実施。来場者は、弾力のあるもち米とシャキシャキしたタケノコの食感を楽しんだ。タケノコ入りおでんに舌鼓を打つ人もいた。
宮崎中吹奏楽部の演奏や地区内外の子どもたちのダンスステージもあり、来場者は宮崎づくしのクリスマスを楽しんだ。