竹灯籠を設置する地域住民ら=21日、新潟市秋葉区

竹灯籠を設置する地域住民ら=21日、新潟市秋葉区

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秋葉区・秋葉神社 参道階段に竹灯籠設置

新潟日報(2014年12月25日)

 新潟市秋葉区の秋葉神社で、大みそかから元日にかけて参道階段にともす竹灯籠の設置が進んでいる。参拝者を増やそうと、階段近くの「七色の池」にも竹灯籠を置いた。

 竹灯籠の設置は、秋葉区秋葉1~3丁目の住民でつくる「灯籠の会」が、東日本大震災をきっかけに1年限りの企画として行った。地域住民から復活を望む声が多く、昨年2年ぶりに開催し、今回は3回目となる。

 21日はみぞれが降る中、会のメンバー約20人は、高さ約40~50センチの手製の竹灯籠を階段の両脇や池の周りに置いた。「長い灯籠は池の奥に、短いのは手前に」と声を掛け、配置を考えながら作業した。池の周りの灯籠には「七色の池」の名前にちなんで、色付きのクリアファイルを使って鮮やかな火をともす。

 三星二三夫さん(66)は「たくさんの人に参拝してもらい、神社をにぎわせたい。町内会の一体感を育むためにも今後も続けていく」と話した。

 点灯は31日午後8時から翌午前1時まで。

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