プリンスホテル(東京)は来年1月1日から、2015年にちなみ2015万円の福袋を販売する。北佐久郡軽井沢町に今夏オープンした最高級ブランドホテル「ザ・プリンスヴィラ軽井沢」を計366泊できる。今年初めに販売した1千万円の福袋(町内の同社のホテル365泊)は購入者がなかったが、来年3月の北陸新幹線(長野経由)金沢延伸などで軽井沢への注目がより高まると期待し、さらに高額にした。
ヴィラ軽井沢は、コテージに分かれた別荘タイプのホテルで、福袋のコテージは2階建て129・5平方メートルで8人まで泊まれる。正規料金は1泊(1棟)37万円余。単純計算だと、福袋は1億1500万円以上の割安になる。
このほか、長野、新潟、群馬の3県にある計八つの同社ホテルを利用できる「366泊1千万円」や、軽井沢プリンスホテルなど軽井沢町内の三つのホテルでそれぞれ15泊の福袋も用意。15泊は、各42万~72万円で、5~7割ほど正規料金より安い。
前回は40万~50万円の福袋を中心に12袋、計587万円が売れた。担当者は「至福のひとときを過ごしてほしい」と話している。
宿泊できる期間は15年4月1日~16年3月31日。福袋は、軽井沢プリンスホテル売店や、同ホテルなど町内三つのホテルのフロントで1日午前10時から5日午後6時まで販売する。問い合わせは同ホテル(電話0267・42・8686)へ。