スキー教室に参加する中京圏などから訪れた子どもたち

スキー教室に参加する中京圏などから訪れた子どもたち

長野県 伊那路 アウトドア・レジャー

雪たっぷり阿智・治部坂高原スキー場 中京圏の客らでにぎわい

信濃毎日新聞(2015年1月1日)

 阿智村浪合の治部坂高原スキー場は31日、中京圏などから多くの客が訪れにぎわった。今季は例年より積雪が多いことなどから、初日の12月19日から31日までの利用客が8400人以上に達し、昨シーズンの同時期より2割増えた。

 この日は親子連れなど約千人の客がスキーやスノーボードを楽しんだ。スキー教室にも多くの子どもたちが参加。スキー板をハの字にして滑る子どもたちの後ろで、講師らが「そうそう」「いいね」と声を掛けたり、手をつないだりして一緒に滑走した。参加した愛知県西尾市の高原瞳子ちゃん(5)は「初めて滑った。ちょっと怖かったけれど、楽しかった」と話した。

 今季は天然雪に恵まれ、十数年ぶりにスキー場内の全てのゲレンデで滑走できる状態でオープン。伊藤義寛社長(71)は「昨シーズンは2月の大雪などで客足が落ち込んだ。今季はこのまま多くの人に利用してほしい」と期待した。

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