糸魚川駅日本海口前に完成したアーケード。屋根幅が歩道より狭いため、開放感がある=25日、糸魚川市

糸魚川駅日本海口前に完成したアーケード。屋根幅が歩道より狭いため、開放感がある=25日、糸魚川市

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糸魚川駅前銀座商店街 アーケード完成 街の顔日本海に誘う

新潟日報(2015年1月27日)

 糸魚川市の糸魚川駅前銀座商店街の新しいアーケードが完成し、記念式典が25日、同商店街で開かれた。街の新たな"顔"の誕生で、関係者は3月14日の北陸新幹線開業に向けた街の活性化に期待を寄せた。

 アーケードはJR糸魚川駅日本海口(北口)前から海岸に向かう両側計約400メートル。屋根幅を歩道幅より狭めて開放感を出したほか、歩道には海までの距離を示し、日本海に一番近い新幹線駅をPRする。

 柱や天井はベージュ色を配し、照明は発光ダイオード(LED)を採用。勾玉(まがたま)マークを屋根側面や歩道にあしらった。架け替えに併せ、県は電線を地中化した。車道も茶色のカラー舗装にした。

 国の地域商店街活性化計画の認定を受け、ソフト事業にも取り組む。ベンチを置いてオープンスペースとして活用、イベントなども計画する。

 式典には同商店街振興組合や行政関係者ら約30人が出席、鏡開きをして完成を祝った。アーケード建設実行委員長で振興組合の高瀬昌洋副理事長は「これでお客さまを迎える準備は全て整った。今後はおもてなしと真心を1人でも多くの人に伝えることが大切になる」とあいさつ。米田徹市長は「ソフト事業も進めてもらい心強い。この場所が街歩きの出発になる」と期待を込めた。

 アーケードの完成を祝い、商店街の店舗では期間限定で、特別メニューの提供やスタンプラリーを実施している。

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