うっすらと雪化粧した「うぐす梅園」でほころぶ竜峡小梅の花=30日正午すぎ、天龍村

うっすらと雪化粧した「うぐす梅園」でほころぶ竜峡小梅の花=30日正午すぎ、天龍村

長野県 伊那路 花・紅葉

春、待ち切れない 天龍で竜峡小梅ほころぶ

信濃毎日新聞(2015年1月31日)

 下伊那郡天龍村平岡鶯巣の「うぐす梅園」にある村特産の「竜峡小梅」がほころび始めた。昨年より10日ほど開花は早く、村は早ければ来週にも「開花宣言」を出す予定という。

 天竜川沿いにあるうぐす梅園には、約80アールの土地に約80本の竜峡小梅が植わっている。村によると、26日に園全体で5輪ほど花が咲いているのを村職員が確認。その後は寒い日が続いているため、30日も全体で5輪程度だという。村は1枝に5輪以上の花が咲くと「開花宣言」を出すとしている。

 昨年は2月の大雪で、梅の枝が折れるなどの被害もあった。担当する村振興課商工観光係の今井渓(けい)さん(28)は「2月15日に開催される梅花駅伝で多くの花を咲かせて、村に訪れた人を楽しませてほしい」と話している。

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