炭火焼きコーナーでカキを味わう来場者=31日午前11時45分、穴水町あすなろ広場

炭火焼きコーナーでカキを味わう来場者=31日午前11時45分、穴水町あすなろ広場

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熱々カキ「最高」 穴水町でジャンボかきまつり開幕

北國新聞(2015年1月31日)

 穴水町観光物産協会の「雪中ジャンボかきまつり2015」(北國新聞社共催)は31日、同町あすなろ広場で2日間の日程で開幕した。来場者は時折雪が降る中、総延長400メートルの炭火焼きコーナーで熱々のカキを口に運び、冷えた体を温めながら能登の冬の味覚を堪能した。

 会場では午前9時ごろから大勢の来場者が長い列をつくり、同10時の開場を予定していたまつりは20分前倒しで開幕した。今年から総延長を100メートル延ばした炭火焼きコーナーは、あっという間に満席となった。会場の催事用大型テントも1基増設され、屋根のある場所は2倍に拡大された。

 町内の飲食店や各種団体による32ブースでは、かきフライや魚の干物、能登ワインなど世界農業遺産「能登の里山里海」の誇る味覚や商品が提供された。特設ステージでは、地元の長谷部太鼓保存会による演奏や、お笑いコンビ「ぶんぶんボウル」=白山市出身=の漫才などが会場を盛り上げた。

 友人と訪れた金沢市の公務員女性(26)は「寒い中で食べる炭火焼きのカキは最高においしい」と話した。

 まつりは3月末まで町内の飲食店で開催中の「能登半島穴水まいもんまつり"冬の陣"かきまつり」の特別イベントで、1日は午前9時から午後3時まで開催される。

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