21、22日に開かれる勝山左義長まつりを前に、福井県勝山市成器西小で8日、「西の子左義長まつり2015」が開かれた。全校児童190人が一足早くにぎやかなお囃子を響かせた。
地域の伝統文化を学び、継承しようと2002年度から開いており、今回で13回目。児童は勝山左義長ばやし保存会から指導を受けたり、高学年が低学年を教えたりして1月から練習を重ねてきた。
会場の体育館には学年ごとに制作した短冊や絵あんどん、作り物が飾られ、勝山左義長まつりムード一色に。まず、じゅばんを羽織った6年生約40人がステージに登場し、代わる代わる"浮き太鼓"と笛を披露した。
続いて全校児童で演奏。一人一人がおどけたしぐさで太鼓をたたき、見学に訪れた大勢の保護者を楽しませた。