赤穂のカキを使った「赤穂カキと季節野菜のトマトソースグラタン」(左)と「赤穂カキのムニエル焦がしバターソース」=新発田市

赤穂のカキを使った「赤穂カキと季節野菜のトマトソースグラタン」(左)と「赤穂カキのムニエル焦がしバターソース」=新発田市

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赤穂のカキ、味な競演 安兵衛が縁の助太刀 ことしは9店独自メニュー 新発田

新潟日報(2015年2月16日)

 新発田市内の飲食店が兵庫県赤穂市特産のカキを使ったオリジナル料理を提供するフェア「シバタ・オイスターバー」が、11日から開かれている。新発田出身の赤穂四十七士・堀部安兵衛にちなみ、安兵衛で町おこしを目指す「堀部安兵衛助太刀隊」が、昨年初めて企画。今年は1店増え9店舗で販売する。28日まで、カキフライやリゾット、酒蒸しなどを味わえる。

 昨年に続き参加した藤屋食堂(西園町1)では「赤穂カキと季節野菜のトマトソースグラタン」と「カキのムニエル焦がしバターソース」を提供。グラタンはカキとサツマイモやカブなど季節の野菜を、ニンニクを利かせたトマトソースで煮込み、チーズをかけて焼く。カキのムニエルは昨年好評で、今回も販売する。

 店主の佐藤義則さん(37)は「赤穂のカキは実がしっかりとして焼いても縮まりにくい。熱々の温かい料理を提供したいと考えた」と説明する。

 両市は、忠臣蔵や四十七士にちなんだラーメン企画、新発田市のアスパラと赤穂のアサリや塩を使った料理を両市の飲食店で提供するなど、市民レベルで交流を深めてきた。助太刀隊の関根正隆さん(38)は「2月といえば赤穂の旬のカキが新発田で味わえるというイベントを定着させ、まちのPRにつなげたい」と話している。

 ほかの参加店は次の通り。

 ラ・ジェンマ(新栄町3)、おうちのごはん玉屋(大手町1)、中国菜館萬福(御幸町2)、キッチンココロ(諏訪町1)、caffenova(中央町2)、創作フランス料理モントルー(中央町2)、TAICOや(中央町1)、手紙(大栄町7)

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