ラプトら3体と新たに発表された恐竜キャラクター17体。後ろはジュラチック王国

ラプトら3体と新たに発表された恐竜キャラクター17体。後ろはジュラチック王国

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キャラ17体誕生 県の恐竜ブランド「ジュラチック」 各市町を連想、計20体に

福井新聞(2015年2月18日)

 福井県の恐竜ブランド「Juratic(ジュラチック)」の新キャラクター17体が17日発表された。「とさかは東尋坊の岸壁のよう」「三方五湖の上を飛び回る」など、各キャラはそれぞれ県内17市町を連想させ、昨年2月に誕生したラプトら3体を合わせた"ジュラチックファミリー"は一気に20体に増えた。ジュラチックの公式ホームページ(HP)で県内観光地のPRに一役買う。

 恐竜ブランドを県内外に発信しようと県は、キャラたちが住む本県にそっくりの世界「ジュラチック王国」を設定し、PR活動を展開している。

 新キャラは、草食恐竜カマラサウルスやステゴサウルスなどがモチーフ。ラプトを手掛けたデザイナー中野シロウさん=東京都=が昨年6月から17市町の景勝地や伝統工芸の制作現場を巡り、デザインした。草食恐竜マイアサウラの「マイラ」は「気比の松原に穴を掘って卵を温めます」というように、各市町を連想させるアピールポイントがある。

 全キャラは公式HPに画像などが掲載され、ジュラチック王国のイメージ図も発表された。

 県ブランド営業課の土橋彰課長は「県の公式キャラが20体もいるのは全国に例がない。集合体やチームとして生かし、恐竜と言えば福井のイメージを全国に定着させたい」としている。

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