3月14日の北陸新幹線(長野経由)金沢延伸開業に合わせ、長野市がJR東日本長野支社(長野市)と整備しているJR長野駅構内の市観光情報センターの内覧会が19日、開かれた。20日の全面オープンで、併設のベックスコーヒーショップ長野店が開店し、新しい情報発信拠点となる。
施設は新幹線改札口の前にあり、愛称は「おいでなして!NAGANO」。約290平方メートルで、入り口をガラス戸にし、壁面や天井を木目調で統一して開放感を演出した。
コーヒーショップはセンターと自由に行き来できる。スタッフを充実させ、鹿肉を使った「信州ジビエカレー」などご当地メニューも新しく始める。店長の中島明彦さん(50)は「明るく元気にお客さまをお迎えしたい」と意気込んでいる。
センターには北信地域の工芸品や長野市出身の人形作家らの作品を飾る。季節ごとに入れ替え、26日からは清泉女学院大(長野市)の学生の作品が並ぶ。市観光振興課の花立勝広・観光戦略室長(51)は「多くの人に愛される場所にしたい」と話していた。