七尾市中心部で一斉にひな飾りを展示する「第4回770(ななお)のひな人形展」(北國新聞社、ラジオななお後援)は28日開幕した。市内4商店街の店舗や観光施設など約50カ所で展示され、観光客や市民が市街地のそぞろ歩きを楽しんだ。
メーン会場となるJR七尾駅前の商業施設パトリア内のフォーラム七尾では、青柏祭(せいはくさい)の山車(だし)「でか山」をイメージした24段の巨大ひな壇に、約1千体の人形が並んだ。全国から寄せられた男びなと女びな70対をはじめ、三人官女や五人ばやしなどが飾られた。約300年前に作られた「享保びな」も注目を集めた。