北陸新幹線開業に伴い、JR北陸線があいの風とやま鉄道に引き継がれるのを前に、JRや国鉄時代の車両の写真など北陸線ゆかりの品を集めた展示会「"さようならJR北陸本線"思い出記念館」が10日、小矢部市のJR石動駅観光案内所で始まった。
JR西日本の元運転士、高橋菊雄さん(72)=同市八和町=が企画。自ら撮影した写真や、500枚のコレクションから厳選したオレンジカードなどを並べた。
額入り写真14点に加え、数百枚を収めたアルバムも用意。高橋さんが北陸線で運転した蒸気機関車や特急列車、市内を走るトワイライトエクスプレスなど、写真を通じて魅力を伝えている。高橋さんは「北陸線がなくなるのは寂しい。かつての雄姿を見て懐かしんでほしい」と話している。
展示は31日まで。月曜休み。