北陸新幹線とあいの風とやま鉄道の開業を記念し、高岡産チューリップを高岡市中心街とJR高岡、伏木、戸出、福岡の各駅に展示する「商店街おもてなし事業」が10日、始まった。色鮮やかな2万本が街を彩り、交通新時代の到来に花を添える。25日まで。
事業は高岡商工会議所や高岡市、市商店街連盟、市内の企業などでつくる実行委員会が主催。観光客を歓迎し両鉄道の開業を祝う機運を高めようと企画した。
JR高岡駅改札前では、県内の華道家がチューリップや竹などを使って北陸新幹線をデザインした特大オブジェが展示され、利用客の目を引いた。
御旅屋通り商店街や末広町商店街、各駅周辺には、花瓶に見立てた青竹に挿した切り花、チューリップのプランターが並ぶ。両鉄道の開業を祝うのぼり旗100本も各所に設置された。
14、15の両日には、高岡駅の南北自由通路「万葉ロード」に50品種のチューリップを段状に飾る特別展示を行う。