富山市の第三セクター「まちづくりとやま」(社長・中村純副市長)は、14日の北陸新幹線開業や市内電車富山駅乗り入れに合わせ、14、15、21、22日の4日間、富山駅利用者に市電無料乗車券2回分の「まちなかこられまきっぷ」を計5千枚配布する。
「まちなか電車サービスチケット」事業として実施。新幹線で県外から訪れる観光客らに市電の便利さを体験してもらい、中心市街地のにぎわいにつなげる。有効期間は14~31日で、環状線を含む市電全線で利用できる。配布時間は東京発の新幹線の到着時間に合わせ、4日間とも午前8時15分~午後3時とする。
配布場所は富山駅南北自由通路にある「フロア・シャンデリア」周辺で、素人チンドンマンや、市中心部の魅力をPRするイメージガール「まちなか小町」、まちづくりとやま職員らが行う。まちなか小町はチケットをPRするため、14日午後1~3時に市電に乗車する予定。