県は、優れた県産品を認定し、その魅力を国内外に発信する「県推奨とやまブランド」に、「能作の錫製品」と「とやまの種もみ」の２品目を追加した。２０１０年度の制度創設時に１１品目を認定して以来、品目の追加は初めて。

　認定事業者は「能作の錫製品」が高岡市の鋳物メーカーの能作、「とやまの種もみ」がとなみ野、富山市、みな穂、くろべ、なのはなの５ＪＡと県主要農作物種子協会。認定済みの「ます寿し」の認定事業者に、あるぺん村を追加した。認定証交付式が１１日、県庁であり、石井知事が代表者に認定証を贈った。

　県産品のブランド化を支援する「明日のとやまブランド」には６品目を選んだ。

▽明日のとやまブランドの選定品目と事業者＝高岡漆器（伝統工芸高岡漆器協同組合）、ＲＥＤ＆ＷＨＩＴＥ（織田幸銅器）、庄川挽物木地（庄川木工協同組合）、白えびせんべい（あいば食品）、合掌茅入り培養土（ジャパン・フラワー・コーポレーション）、おかゆっこ　しろがゆ（立山ファーストコーポレーション）

▽同ブランドに選定済みの品目で追加した事業者＝かまぼこ・細工蒲鉾（滑川蒲鉾）