木製の新商品(右)とプラスチック製の通常のケロリン桶

木製の新商品(右)とプラスチック製の通常のケロリン桶

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南木曽製、木おけのケロリン 富山の会社、長野駅ビルなどで販売

信濃毎日新聞(2015年3月14日)

 内外薬品(富山市)は14日、解熱鎮痛薬「ケロリン」のロゴを記した木おけを北陸新幹線(長野経由)金沢延伸開業に合わせて発売する。製材木工業の志水木材産業(木曽郡南木曽町)がサワラ材で製造。新幹線でつながる信州と富山の特色を生かした商品として観光客らに売り込む。

 直径24センチ、高さ12センチ。底に「ケロリン」のロゴや「頭痛・生理痛・歯痛」の文字などを焼き印であしらった。1個税別4千円。

 県産材の利用促進に向けて日用品の木質化に力を入れる県が昨年11月、プラスチック製の「ケロリン桶(おけ)」で親しまれる内外薬品に木おけの商品化を提案。同社は1963年から薬の販売促進の一環で銭湯や温泉施設にケロリン桶を売り込んでおり、これまで250万個を販売してきた。木おけの商品化は初めてだ。

 長野市の長野駅ビルの東急ハンズ長野店、東京・銀座にある県の情報発信拠点「銀座NAGANO」で販売する。

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