北陸新幹線(長野経由)金沢延伸に伴い、長野市のJR長野駅善光寺口にできた「大びさし」と12本の列柱でつくるスペースに親しみを持ってもらおうと、市が愛称を募集する。応募期間は4月1日〜5月15日。駅前商店街などでつくる選考会の審査を経て、市が5月中にも決める。
大びさしは高さ18メートル、長さ140メートル、幅14メートル。列柱と同じく市産材のスギを使い、長野の歴史と伝統を門の形で表現した。ひさしの下の空間を利用し、善光寺花回廊や七夕、如是(にょぜ)姫まつり、長野灯明まつりでの飾り付けなどが考えられるという。現在は善光寺御開帳(4月5日〜5月31日)に向け、ちょうちんと幔幕(まんまく)が飾られている。
応募は1人2点まで。結果は市の広報紙「広報ながの」とホームページで公表し、採用者には賞状や副賞を贈る。
愛称とその意味、住所、氏名、年齢、電話番号などを記載し、長野市都市計画課まで、持参、郵送、ファクス(026・224・5111)、Eメール(toshikei@city.nagano.lg.jp)のいずれでも受け付ける。問い合わせは同課(電話026・224・5050)へ。