上田市の信州国際音楽村で21日、すいせん祭りが始まった。スイセンは徐々につぼみが開き、日当たりの良い所ではまとまって黄色い花を咲かせている。初日はギターコンサートやワインセミナーもあり、家族連れらが訪れた。
敷地内の約3千平方メートルに2種類約10万本のスイセンが植えられている。音楽村によると、今年は降雪が少なく、昨年より1週間ほど早く開花。4月上旬に見頃を迎えそうという。市内から孫と一緒に訪れた清水勝二さん(64)は「まだ少し早いが、もうじき桜も咲く。一緒に見られるのが楽しみ」と話した。
4月19日までの祭り期間中は親子で楽しむ「抱っこdeライブ」や、スイセン摘み取り体験などもある。