「若狭スイーツ」の開発を目指し、専門家らからアドバイスを受けた求評会=24日、福井県小浜市遠敷のNOSAI福井若狭支所

「若狭スイーツ」の開発を目指し、専門家らからアドバイスを受けた求評会=24日、福井県小浜市遠敷のNOSAI福井若狭支所

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7菓子店が特産使い若狭スイーツ開発 小浜で求評会

福井新聞(2015年3月26日)

 若狭の特産品を使い新商品開発に取り組む地元菓子店が、食品加工や販売の専門家らからアドバイスを受ける求評会が24日、小浜市遠敷のNOSAI福井若狭支所で開かれた。「若狭スイーツ」のブランドを確立し新たな販路開拓を図る。

 県嶺南振興局が統一的な新商品で、若狭の特産品を県内外にPRしようと企画。昨年から、同市と若狭町の菓子店7店がウメやイチジク、ミディトマトなどを材料にしたスイーツ商品の開発に取り組んでいる。

 求評会には各店が1、2品を出展。梅味のドーナツやあめ、ジャムを挟んだどら焼きやカステラなどが並んだ。県食品加工研究所の職員ら11人がブースを回り、試食しながら味や見栄え、食感などを評価した。

 「ジャムと生地が合っている」「食べやすい」などと評価する声が多かった。一方で「差別化を図るためにストーリー性を持たせることが大切」と専門家ならではの指摘もあった。

 菓子店は今月から5月ごろにかけて商品を完成させ、店や道の駅などで販売する予定。

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