光前寺周辺で咲き始めたスイセン=27日

光前寺周辺で咲き始めたスイセン=27日

長野県 伊那路 花・紅葉

春の訪れ告げるスイセン 駒ケ根・光前寺周辺

信濃毎日新聞(2015年3月28日)

 駒ケ根市赤穂の古刹(こさつ)、光前寺周辺でスイセンが咲き始め、春の訪れを告げている。地元の北割二区農政営農組合や住民が20年ほど前から植え続け、花の名所となっている。晴れ渡った27日は、青空と雪の中央アルプスに黄色い花々が映えた。

 同組合や栽培農家によると、スイセンが植わっているのは休耕田や土手計約50アール。毎年少しずつ植え、「アーリーセンセーション」「アイスフォーリス」など約100種類まで増えた。組合は「これだけ植わっている所は近隣にはないのではないか」。

 見頃は4月上旬から下旬ごろまでという。駒ケ根観光協会によると、同じころには光前寺のシダレザクラも開花する見込みで、「共演」も楽しめそうだ。

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