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大正期の邸宅「愛山荘」味わって 越前市 きょうから一般公開

福井新聞(2015年3月31日)

 大正時代に建てられた福井県越前市若竹町にある数寄屋風書院の邸宅「愛山荘」が31日から一般公開される。

 愛山荘は1916年、地元の名士により、隠居後の別邸として造られた。老朽化が進んでいたが、同市観光協会長を務める小野谷機工の三村義雄社主が購入し、約1年かけて補修や庭の手入れをしてきた。

 敷地面積約5500平方メートルの広大な敷地に木造2階建ての本館や茶室、蔵座敷などが並ぶ。離れの前室の天井に「追い回し」と呼ばれる、ぜいたくなデザインが用いられるなど遊び心のある意匠も目を引く。

 庭の梅は現在、見ごろを迎えている。庭園では四季折々の花や緑を楽しむことができ、今後は期間限定のライトアップも計画しているという。

 開館時間は午前10時〜午後4時。入館料は飲み物、お菓子付きで千円。不定休。問い合わせは愛山荘=電話0778(23)5011。

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