千曲市特産のアンズを使った加工品の製造、販売会社やアンズの観光農園などでつくる実行委員会(山越久美子委員長)は1日、同市森の上平展望台で「花さかフェスタ」を始める。アンズ栽培に携わる農家が高齢化し、後継者が不足していることから、子どもたちに興味を持ってもらおうと初めて企画した。
花さかフェスタは19日までの期間中、アンズの加工品のプレゼントや野だてなどがある=表。上平展望台にある売店ではアンズの枝を使った草木染、アンズのにぎりずしや和菓子などを販売する。
市の公式キャラクター「あん姫」のボードも設置。ボードにはあん姫とソフトクリームが描かれており、ソフトクリームの部分に開けた穴から顔を出して写真を撮ることができる。
1日開幕のあんずまつりが60回目の節目を迎えるのに合わせて計画した。実行委は「子どもたちに楽しんでもらうだけでなく、アンズの普及や知名度を上げていきたい」としている。