ライトアップされた足羽川左岸の桜並木=1日、福井市つくも1丁目

ライトアップされた足羽川左岸の桜並木=1日、福井市つくも1丁目

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北陸新幹線から来る価値あり! 30回記念のふくい春まつり開幕

福井新聞(2015年4月2日)

 第30回ふくい春まつりが1日夜、開幕した。この日ホテルフジタ福井内に開業したザ・グランユアーズフクイでオープニングパーティーがあり、市内の10蔵元の日本酒を味わうイベントが開かれた。足羽川沿いや足羽山では桜のライトアップがスタート。咲き始めた桜とともに福井に春を告げるまつりの幕開けを祝った。

 パーティーには関係者ら約250人が出席。実行委員会長の東村新一市長が「まつりに参加する全ての人に、福井の春を深く心に残るものにしたい」とあいさつした。福井・浜町芸妓(げいぎ)組合の芸妓がしとやかな舞を披露し、パーティーを盛り上げた。

 式典に続き、特別企画「たのしみは、春搾り酒。」が開かれ、市内の蔵元自慢の新酒がずらりと並んだ。参加した多くの左党は、配られた越前焼のぐい飲みを手に次々と飲み比べ。頬を桜色に染めながら宴を楽しんでいた。

 また、今年はまつり開催30回を記念して、越前時代行列に功労のあった20団体を表彰した。

 足羽川左岸の桜並木は、幸橋から新明里橋までの約1・5キロに設置した投光器293台でライトアップされた。このうち桜橋-九十九橋間には地元有志が6年ぶりに復活させたぼんぼり45基が並び、風情を添えた。

 春まつりは30日までの期間中、通称浜町や足羽山、JR福井駅周辺などを会場に食談会や音楽会、まち歩き、ランチやスイーツを巡るスタンプラリーなど多彩な催しを展開する。越前時代行列は18日午後1時から。

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